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六代目蔵元 佐藤淳平 私の履歴書

子宝「大吟醸梅酒」 高品質ゆえの苦悩(楯野川新聞 2014年11月10日号より)

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なかなか思うように売れなかった子宝「大吟醸梅酒」。それを駄目もとで、梅酒のコンテストに出品してみることにしました。前号の内容も是非ご覧ください。

もともとあまり売れていない梅酒ということに加え、出品費用として数千円と、数本のサンプル提供だけでしたので、大吟醸で仕込んだ渾身の梅酒を評価して頂くことに決めました。 そのコンテストは、現在も年1回大阪で行われている「天満天神梅酒大会」というもので、全国から集まった蔵元自慢の梅酒の中から、予審を経て結審に進み、最終的に順位が付くという珍しいコンテストです。

万が一でも上位に入賞したら少しは売れるかもしれないな…。そんな淡い期待を持ちながら出品致しましたが、何と予審をギリギリの10位で通過したのでした。まさか250品以上の梅酒の中から予審を通過するとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったことを記憶しております。

※写真は子宝 大吟醸梅酒。まさかの予審突破!そして快進撃は続く…

六代目蔵元 佐藤淳平