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六代目蔵元 佐藤淳平 私の履歴書

大学時代 その2(楯野川新聞 2012年9月10日号より)

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東京農業大学 農学部醸造学科は、世田谷の経堂にキャンパスがあり、歩いて行けるような近い場所ということで、小田急線沿いの千歳船橋にアパートを借りました。家賃は確か6万3千円くらいで、最寄駅からも徒歩1分と非常に近いところでした。

今では小田急線も工事が進んで高架橋の上を通っているようですが、当時は、踏切が開くまで、5分間もの間じっと待っていることも珍しくありませんでした。田舎者がはじめての東京生活ということで何から何まで珍しく、商店街の活気や人の多さにはびっくりした記憶があります。

入学当時に開催されたオリエンテーションがきっかけで仲良くなった友達は、今でも良い友人で、結婚式などで大根踊りを踊ったりする仲ですが、学校からアパートが非常に近いということもあって、私のアパートに集まっては毎日のようにお酒を飲んだりしておりました。お酒といっても、日本酒ではなく、ビールやチューハイのようなものでしたけれど(笑)

六代目蔵元 佐藤淳平