お知らせ
子宝リキュール「山形もも・さくらんぼ」 の色合い変更のお知らせ
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、子宝リキュール「山形もも・さくらんぼ」ですが、11 月中旬の出荷分(10 月調合・瓶詰分)より、色合いが若干変更になります。
写真左:従来の「もも・さくらんぼ」
写真右:11 月中旬より出荷される新しい「もも・さくらんぼ」
従来よりも瓶底のおりの部分が増えて、全体的に色合いが透明に近くなっています。
具体的には、瓶底に沈殿しているオリの部分が多くなり、全体の色合いが従来よりも透明に近くなりました。但し、開封前に振っていただくと、沈殿しているオリの部分が分散され、従来のももさくらんぼリキュールと同様の色合いになります。
10 月の子宝リキュール「もも・さくらんぼ」の調合・殺菌工程につきましては、これまでと同様の製造方法で製品化しておりますが(完成品の分析データも従来と大きく異なっておりません)、原料の「もも果汁」「さくらんぼ果汁」については今年の夏に収穫され加工した果汁を使用しており、果物の収穫時期やその年の出来の違いにより、加工された果汁に、凝縮・沈殿する原因となる食物繊維や食物ポリフェノール・タンニンなどといった成分が多く含まれていたものと推察されます。
(弊社と致しましては、これまで同様、同じ加工業者様へ同規格の果汁加工を依頼しており、原料果汁の状態も今までと遜色ない分、原因が殺菌温度か何か別の問題ではないかと社内で調査検討いたしましたが、全く原因が特定できず、加工業者様へ問い合わせしたところ、果汁の食物繊維や食物ポリフェノールといった成分が多くオリが多い年もあるという回答を頂戴致しました。)
開封前の見た目の色合いが変わったことで、味わいについても変化したように懸念されるお客様もいると思いますが、果汁由来の成分が凝縮・沈殿しているだけで、開封前によく振っていただければ味わいは従来と変わらないことをご理解いただければと存じます。
お取引先様におかれましては、見た目の変化でご迷惑をお掛け致しますが、お取引先の飲食店様や一般のお客様に上述の内容をお伝え頂きますようお願い申し上げます。
敬具
楯の川酒造株式会社