全国的に消毒液等が足りない状況になっておりますが、弊社では高アルコール度数のスピリッツを販売しようかと検討しております。
すでに、全国の蔵元さんなどでリリースしているところが出てきておりますが、順調にいくと6月中旬ごろに発売できるかと思います。
先週、管轄の税務署にスピリッツの製造免許の申請書を提出し、順調にいくと2カ月で免許が下りるようです。
新規免許ではなく、条件解除の手続きで済みましたので比較的書類は簡単に済みました。(新規免許よりも簡単ということです。実際のところ非常に面倒)
商品名は、「たてにゃんの鬼退治65」ということで、他のメーカーさんと違ったイラスト入りのラベルにしようかなと考えております。
そして、価格は720mlで1567円(税別)を想定しております。
なんで、こんな半端な価格なのかというと、ん・・・・「いちころにゃん」に合わせてのこと。実は私が考えました。こういったダジャレは結構思いつくんです。
昨年の山川光男のプリント瓶の価格も、3200円(み・つ・お)にしましたし、精米歩合も32%にしました。ちょっと横道にそれましたが、スピリッツの販売自体利幅はそんなにないのですが、レモンサワーの原液として提案致します。
しかし、免許申請について、思うことが多々ありました。
①ALC度数70%などになると、消防法にひかっかってくることになり、1日の製造数量が80Lに制限されること。80Lしか作れないんじゃ、はっきりいって効率も悪いし、どうにもならない。防爆対策なんか普通の蔵はしてませんよ。
こんな非常事態で消毒液がないないと騒いでいるのに、防爆対策なんかに前をふさがれる始末。800Lとか2000Lくらいに緩和してもらいたい。そもそもアルコールの原液を受け入れる時点での度数は90度を超えていて、消防法にひっかかるんだったら受け入れも駄目なはずなんですよね。意味がわからないですね。
②免許申請に添付する納税証明が必要になる。借入に必要な印鑑証明も同じですが、ネットで完結できるようにすべきと思いました。市役所や庄内支庁にいくと感染する可能性がありますし、そもそも、行政が発行したものを税務署に出す必要があるのか?と思いました。市や県が税務署と情報をリンクできるようにすれば、納税証明なんか必要ないんじゃないのか。
③こんな時期なのに、免許がおりるまで2カ月かかるとは・・・。税務署さんと国税庁さん何とかしてください。
結局、何をやるにしても規制や行政の壁があって、中々スピーディーに進まない。前からずっと思っておりますが、社会主義は中国ではなく日本だと思います。
特に、中国を擁護するつもりは全くないのですが、学校のオンライン化も非常にスピーディーにしてましたし、オンライン診療もやっと今週から日本でも解禁になったばかり。あまりにも官僚主義というか行政の弊害が、そこらじゅうという感じ。
日本の学校も、もう集まって学ぶというのは期待できないと思います。ですんで、全て授業はオンラインでPCやタブレットを使ってやるという形になると思います。(我が家でもそのつもりで子供たちに言っております)
明治維新後、官僚がお役人が日本を支えてきたという自負があるんでしょうが、今こそ大々的に変えていくべきなんじゃないかなと思いました。
なんだか大きな話になってしまいましたが、とりあえず、「印鑑」の文化をやめようよということで、弊社でも発注書の「印鑑」やめました。