食用米の販売を行います

来週3/10ごろから、食用米の卸売りを行うことにしました。

先週から首都圏でも、米などがスーパーの棚から消えているということで、弊社でも何かできないか考えた結論です。

もともと、酒米を栽培してもらっている契約農家さんのために、食用米も併せて販売出来たらいいなと考えておりましたので、農家さんも良し、首都圏のお客さんも良しということで、農家さんとの橋渡しができたらと考えております。

品種は、つや姫・はえぬき・ササニシキ・こしひかり・ひとめぼれなどで、契約農家さんから玄米を本日より仕入れ、精米したてのものを袋詰めいたします。(単一農家さんの米を袋詰めしますので、味は保証済み。)

全て5kgの紙袋に入れて、主に取引先の酒販店さんに卸すつもりです。

数量は、今のところ全部で7トンほどを予定。本日3/3にご案内を取引先の酒販店さんに配信する段取りとなっておりますが、足りないようであれば、周辺の農家さんから余っている玄米を追加で買い取りするつもりです。

なお、価格についてですが、弊社の利益をほぼゼロにして、原価そのままで卸売りするつもりです。首都圏だと運賃などがのってきますが、複数口で西濃運輸さんに発送を依頼しますので、運賃もそんなに高くならないかと思います。

お酒の売上低迷も今後考えられ、そんなことしている場合じゃないと突っ込まれることも予想されますが、これから食糧危機に発展する可能性もゼロではありませんので、都会のお客さんにも米をしっかりと確保して欲しいと思います。

そして、コロナウイルスが終息し、ゆっくりお酒が飲めるような環境になったら、日本酒「楯野川」や関連会社の日本酒「吾有事」を楽しんでもらえればと思います。

あと、今回のお米を買われたお客様は、直接農家さんにお米を発注してほしいなと思います。恐らく、単一農家さんの精米したてのお米の美味しさは伝わるはず。

今年の秋収穫のものからでもいいので、半年で食べる分など依頼していただければ農家さんも大変喜ぶと思います。

※食用米の販売は、今回のコロナウイルスの時期のみを想定しております。

亀の尾 3月下旬からリリース

ここ数週間、コロナウイルスのニュースなど暗い話題が多いですが、やっと政府も対策など重い腰を上げた印象ですね。

本日から小中高校が休校ということですが、うちの子供たちは2/17から小学校や幼稚園を休ませており、ちょっと遅いなと思いながらも、総理の対応は個人的には評価できるのではないかと思います。

(もっと早くいろんな対策を取れば、台湾のように深刻な被害などにはならなかったのではないかとも思っております。今となっては仕方がないですが)

さて、先週、亀の尾50%の上槽が完了し、土日にビン詰めも行いました。

これまでの楯野川ブランドとは違ったシリーズにするということで、パッケージもプリント瓶にし、シールドというシリーズに致しました。

庄内産の原料米品種にスポットライトをあてたシリーズとなります。

http://tatenokawa.com/ja/sake/products/products.html?category=4

まだ、写真撮影の都合で、画像が仮のものになっておりますが、ちょっと目を引くデザインに仕上がったかなと思います。

無我シリーズも今期は3アイテムになり、試飲販売会等でもかなり好評のようで、それに続くシリーズになるよう、今後展開していくつもりです。

亀の尾は3月出荷。亀の尾の親となる「惣兵衛早生」については9月か10月ごろに出荷を計画しております。

どちらも汲み水を詰めた昔の仕込み配合で仕込み、濃醇な味わいになったかなと考えております。

どちらも火入れのタイプになりますが、飲み比べてもらったら面白いのかなと思います。どうぞご期待ください。

山川光男2020はる 2/25から蔵出し

山形の4蔵でユニットを結成している山川光男から、2020はるが出荷となります。

今回は、2019BYの第一弾ということで、弊社から生酒のリリースとなります。

http://yamakawamitsuo.jp/

何とタイミングの悪いことか。

ラベルを見てもらえるとわかりますが、今シーズンは、光男さんが世界中を旅するということで、今回、中国への旅からスタートとなっております。

今更ながら、ラグビーネタで、南アフリカにしておけば良かった。

(各蔵、ラベルにする国に実際にいって、報告するとか面白いですよね。という話になり。南アフリカは遠いなという理由だけで、近隣の中国にしてしまいました)

メンバーの4人で正月明け打ち合わせをして、今シーズンの企画を打ち出したわけですが、コロナウイルスの騒動のまっさ中でリリースすることになりそうです。

いろいろとご批判とかもあるかもしれませんし、バズる可能性も。

1月末ごろだったかの段階でメンバーで、このイラストは大丈夫かなといった話はしたんですが、光男のスタンスや企画としては、問題ないんじゃないのという結論に。

まだまだ、日本での感染者もいなかったですし、中国本土の発表の人数も少なく、そのままゴーということになりました。

何でこんな時に、このラベルなんだとお叱りを受けそうですが、中国で醸造しているわけでもありませんし、ラベルのネタとして、光男の企画・ストーリーとしてのラベルですので、ご理解いただければと思います。

政府のコロナウイルス対策について

2/17(月)時点で、政府の対応のまずさが他の国々から指摘・批判されておりますが、もうこの国の政府や行政は自国民を守る意思がないことは明白かと思います。

ちょっと偏っているなと判断する人もいるかと思いますが、なぜ中国からの飛行機をストップできないのか、非常に疑問であります。疑問しかないです。1日に1万人規模で来日しているという。

バケツの底に穴があいている状態で、水をためてもダメなんですよね。これがわからないんでしょうね。インバウンドや経済優先ということなんでしょうか・・・。

政府の発表では、水際対策から感染拡大に向けた対策への大きな方針転換といっておりますが、水際対策なんかできていたんでしょうか?また、しようとしていたんでしょうか?

ここまで政府や行政(国)の対策がひどいとは思いませんでした。

かなり過激な内容になりますが、中国からのフライトを全面的にストップして、そして国内の感染者の対策をするしかないと思います。両方に対策が必要です。もう遅いと思いますが。

今の状況は感染拡大なのか?とか有識者会議で会議をしていたようですが、本当に末期なんじゃないでしょうか。

自宅の隣の家が火事なのに、本当に火事かどうか自宅で家族会議をして決めますといっているようなもんで、もうこの国の役人は、もうダメだと思います。

自分たちの命や健康は自分たちで守るしかない、それしかないと思います。

今こんなに騒いで、大げさにして、収まればいいですよ。笑い話で終わりますんで。

でも、取り返しがつかない状況になったら、もし、身内の人がコロナでなくなったらどうしますか?

この人たちは責任がとれるんでしょうか?

なんだか、政権批判のようになってしまっておりますが、特に安倍政権を批判する気もないですし、逆に野党を指示つもりもないんです。しっかりと仕事をしてもらいたいだけ。

3/21・3/22の山形県の酒造組合(山形県が主催?)で主催するイベントについても、弊社は本日参加見送りをお伝えしました。

また、2/23の酒田の新酒を楽しむ会の参加も弊社スタッフは見送りさせていただく旨を事務局にお伝えしました。

弊社の対策について、いろいろと同業者から批判が出てくるのではないかと理解しておりますが、もし身内や家族の方がコロナで亡くなったりしたら、誰が責任をとるんでしょうか?

お酒の会やイベントはいつでもできます。でも今やっていいことは何もないと思います。

それがわからない人が多すぎる。日本人の犠牲者が100人とか1000人規模になったら理解するんでしょうかね?感染者数や死亡率の数字が重要なんでしょうか?

危機感のない人々に、がっかりさせられる日でありました。

一回、役人と政治家みんなコロナに感染したらいいんじゃないか?(勿論冗談です)

そうじゃないとわからないんじゃないかなと・・・。

全てが遅すぎる。そして、のんきすぎる。危機感のない日本人ばかり。

何とかみんなで力を合わせて、この難局を乗り切ることができればと思います。

コロナウイルス対策について(会社として)

1/27(月)より社内でコロナウイルス対策をとっておりますが、2/17(月)から追加で対策と方針を決めました。

下記の通り、対策を取りたいと思います。なお、東京営業などはイレギュラーな対応となり、各自臨機応変に対応することとなります。

いろいろとご迷惑等もおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い致します。

①蔵見学のお断り(3月・4月で受けていた蔵見学は全てお断り)

②4/19蔵祭り2020の開催中止

③業者さん等の来社ストップ(運送業者さんやインフラ関係の業者さん以外は、基本的に来社お断り)TELやメール、スカイプ等で対応。

④公共交通機関の利用を禁止(公私ともに)(本社勤務のスタッフ)

⑤会合やイベント、セミナー等への参加禁止(10名以上のもの)

⑥10名以上での外食禁止(葬儀やお通夜は例外)※飲食店さんからお叱りを受けそうですが・・・・。

⑦海外出張禁止

⑨買い物はネットなどをできるだけ利用すること

⑩毎朝、体温測定と記録。37.3℃以上の場合や呼吸器系に問題がある場合は出勤を停止とすること

酒田のような田舎まで本当にコロナウイルスが来るかどうか誰もわかりませんが、東北の空港や観光地などにも普通に中国人がおりますし、政府や行政の対応を見ているとパンデミックになるのは、必至と考えます。

そんな状況のなか、2019BYのお酒造りを最後まで遂行し、しっかりと供給していくことが弊社の役割と考え、過剰かもしれない対策を取りました。

マスク着用などは1/27から会社全体でマストにしておりますが、感染を拡大する可能性のあるところを潰していく、または減らしていくかしか、我々にはできません。

中国や香港にもお客様や取引業者さんがあり、弊社としても心配ですが、各自・各国でできることをやるしかない。そう思います。政府や行政には国民を守る意志がないことは明白です。(政府批判ではありません。客観的な事実と捉えてください)

東日本大震災と同じかそれ以上の国家存亡にかかわる事態になると予想し、最悪の事態を考え、楯の川酒造は進みます。

あの時は大変だったと笑える日が来ることを願って。

2/28 楯野川を楽しむ会 中止とさせて頂きます

http://tatenokawa.com/ja/sake/news/index.html#1581482808

2/28(金)に酒田市のルポットフーさんで開催を予定しておりました楯野川を楽しむ会ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、中止とさせて頂きます。

すでにお申込みの上、入金されたお客様におかれましては、全額返金の対応をさせて頂きます。

また、例年は11月に開催しておりましたので、次回開催できるよう準備を行って参ります。

山川光男 2020はる

こんにちは。

http://yamakawamitsuo.jp/

山形正宗 水戸部酒造

楯野川 楯の川酒造

東光 小嶋総本店

男山 男山酒造

上記山形県内の蔵元4社で結成している「山川光男」の2020年第一段が弊社より出荷となります。

商品名はストレートに「2020はる」ですね。

2月の下旬ごろから蔵元出荷となりますが、今回は生酒をリリースさせていただくこととなりました。

事前の酒販店さん予約も結構な数量が来ており、調整に一苦労といったところです。

また、3月には山形市内で初のイベントを企画しており、そちらもそのうち告知できそうです。正式に決まりましたらお知らせいたします。

コロナウイルスについて

連日、新聞やニュースで報道されている通りコロナウイルスの感染者が日本でも増えてくると予想しております。

旧正月開始前から中国から来る人数が一番多いのが日本であり高熱や症状がなくても、感染しているまたは感染させてしまうのが質が悪いなと感じております。

湖北省の方や湖北省に渡航歴のある方だけは、入国を禁止するよう政府が決めましたが、それだけでは足りないと思います。しかも、対応が本当に遅い。

どちらにしてももうすでに、旧正月前から来日している方が多いので、日本国内で感染者が爆発的に増えるのは変えようなないんじゃないかなと思います。

バスの運転手さんの経緯を見ると、感染してから2週間くらいは潜伏期間のようでしたので、旧正月スタートの1/24から2週間くらいの2/7あたりから、二次関数的に増えるんじゃないかなと・・・・。

東北地方も空港や鉄道などで中国からくる観光客も増えていることから、例外ではないということで、蔵でも先週の1/27月曜日から、対策をしております。

①全員マスク着用、手洗いなどをしっかりと実施

②業者さんの来社や蔵見学などは自粛

③イベントや集会等人が多く集まるところへは極力いかない

など、お酒造りがストップしてしまわないようにということで、上記のような対策を実施しました。

2月は楯野川を楽しむ会や、4月は蔵まつりなどイベントがあって、どうなることやらと心配なところではありますが、早く収束することを願っております。

農家さんとの新年会

毎年恒例となっておりました農家さんとの新年会がありました。

昨年から惣兵衛早生を作付けしてもらっている佐藤清人さん、庄司さん、そして美山錦をお願いしている成澤さんご夫婦6名と、楽しい時間を過ぎさせて頂きました。

昨年、正式に栽培をスタートした惣兵衛早生の栽培や、出羽燦々・美山錦の特別栽培の話など農家さんの苦労や思いなど、深い話を聞かせて頂きました。

昨年は天候にも恵まれ、品質的にも収量的にも良かったということですが、ここ最近の雪の無さにはみなさん心配されており、今年の夏は干ばつなどもあるのではないかと、話をされておりました。

惣兵衛早生の醸造については、これからなので出来上がりましたら、お酒を持参しますとお伝えしたところ、首を長くして待っておりますとのこと。

やはりご自身が携わった米でどんなお酒が出来上がるのか楽しみのようですね。栽培の苦労もあると思いますが、飯米をつくるのとまた違った面白さがあるようです。

全然話がかわるのですが、以前、庄司さんからいただいたつや姫が、最高に美味しいお米でした。人生の中でこんなおいしいお米を食べたことがないというくらい美味しかったです。米にはうるさい自分ですが、品種の力以上のパワーを感じられました。

酒米の栽培以外でも、何かしら農家さんの力になれることはないかなと・・・・考えております。

楯野川を楽しむ会 2/28(金)@ルポットフー

毎年11月に開催しておりました楯野川を楽しむ会ですが、昨年は品切れのお酒が多々あったことで開催できませんでした。

今期の酒造りが順調に推移していることと、定番酒などの品切れも解消したため2/28(金)にルポットフーさんで開催させていただくこととなりました。

毎年100名を超えるお客様からお申し込みをいただき、お断りすることもあったのですが今年は時期が遅くなったことと、商工会議所の新酒を楽しむ会などのイベントも1月2月は多いということで、まだ席に余裕がございます。

2月末ということで、天候もどうなるか心配なところではありますが、興味のある方は是非お声がけください。

http://tatenokawa.com/ja/sake/news/index.html#1575943513

イベントの内容は、上記の通りとなっております。

日本酒・リキュール合わせて15~18種類程度のお酒が揃います。ルポットフーさんのお料理とお酒のマリアージュ是非お楽しみに。

毎年、弊社のお酒をシェフの方々に試飲していただき、それに合うお料理を提供して頂いております。